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ポータブルBDドライブを買い換えてみた

今回はポータブルBD(Blu-ray Disc)ドライブの買い換えにまつわるドタバタ的なお話。

1年半程前にBuffalo製のポータブルBlu-rayドライブが安かったので買ってみたのだが、
 ・本体のサイズが今時のドライブに比べると大きめで、ノートPCと一緒に持ち歩くのに不便
 ・USB 2.0接続だからか、同じ倍速を謳っているデスクトップ用のドライブに比べて随分と遅い
  (後日談:購入後にUSB3.0接続とUSB2.0接続で同じDVDを読み込んでみたところ、速度は変わらなかった)
などの理由で、USB 3.0接続で薄型のドライブを物色していたところ、I-O DATAのドライブが丁度手頃な価格(某家電量販店のWeb販売で、クーポンを使って6,000円台前半)で販売されていたので、それを購入してみた。

ちなみに昨今の低価格のドライブは、価格を抑えるためということもあってか、ソフトウェア(ライティングソフト、再生ソフトなど)が付属していないことが多い。まあ、それはそれで、以前使っていたドライブのソフトをそのまま使えば済む話なので問題ない・・・と思っていたのだが、これがドツボにはまることになろうとは、購入時には思いもよらなかった。

で、何がドツボにはまったかと言うと、既存の再生ソフト(Buffaloのドライブに付いていたPowerDVD10)でBlu-rayディスクを再生しようとすると、

イメージ 1

のようなエラーが表示され、Blu-rayディスクの再生ができない。なんてこった!DVDの再生は問題なかったので、ドライブの問題ではないと思われる。

で、とりあえず、ポップアップに表示されている「BD Advisorツール」とやらで確認すべく、ツールをダウンロード&インストールしてチェックしてみる。

イメージ 2

ツールでは、このPCではBDに「対応」と出ているのだが、それでも実際にはBDの再生ができない。なのに何で?ということで、いつもの如くググってみると、「PowerDVDの設定でAero関連の設定を変更するとBDが再生出来るようになる」という情報があったので、試してみた。

イメージ 3

上図のように設定を変更してみたが、一向にエラーは解消されない。

ポップアップでは「グラフィックドライバーの互換性がない」とのことだったので、PCのメーカーサイトを参照してみると、グラフィックドライバのアップデートがあった。何でも「安定性が向上する」らしい。ということで、これをダウンロードして適用してみたが、結果は変わらず。さて、どうしたものか・・・・。

で、ダメ元でもう一回ググってみると、Bufferloのサイトにバンドル版のPowerDVD10用のパッチがあることが判明した。説明を読むと、これを適用するとPowerDVD12にアップグレードするとのこと。更に、変更内容として「Intel HD Graphics 530に対応」と記載してある(ちなみにこのPCに搭載されているGPUIntel HD Graphics 520)。これはもしかしたら、と思ってダウンロード&インストールしてみた。

インストールしたPowerDVD12を起動し、BDを再生しようとすると「AACSキーの有効期限が切れている」というメッセージが表示される。ここまではPowerDVD10の時と同じなので、アップデートをダウンロードして適用する。

イメージ 4
その上でBDの再生を行うと・・・エラーなく再生できた!
ということで、問題解決。

まあ、今回は幸いにしてアップデートプログラムが存在して、それを適用することで事なきを得たが、安いからと言って添付ソフトなしのドライブを購入すると、こういうことも起こりうる。場合によっては追加でソフトを購入して、却って高くつく可能性もある(正直、たまたまBuffaloのサイトに行き当たらなかったら、明日にでも最新版の再生ソフトを買いに行っていたかもしれない)。

【ということで、今回の教訓】
ソフトが添付されていないハードウェアを購入する場合(他のソフトを流用する場合)、トラブルに遭遇する可能性も覚悟すべし。自力で対応できる自信がなければ、最初からソフトが付いたハードを購入した方が賢明。

おしまい。